日本対オランダの総括とこれから

何度見てもあら探しに困らない試合。
総括としては、
・日本
前半３０分、後半２０分は互角以上。
それ以外は五分以下という有り様。
久しぶりに日本代表の試合を見たが、前回Ｗ杯のブラジル、オーストラリア戦からの成長が感じられない。
前線からのプレッシングのかけ方、ボールの回し方は悪くなく、点を取りに行く姿勢も良かった。

疑問のあるところは起用方と采配。

まずは長谷部、遠藤、俊輔の先発ＭＦ３人。
何故にパサーを３人並べてるのか。
セントラル型のＭＦがいなければ、４−３−３は成り立たない。
スタミナがあり攻めにも守りにも汗をかけるタイプのＭＦの不在が中盤に穴を作ってた。
世界的に言うなればセードルフ、ダービッツ、ランパードの様なとにかく動くのが必要。
前の福西、戸田タイプ。
イナがそのタイプなのだから、イナ、俊輔、遠藤の３人なら生きるフォーメーションだと思う。
実際、長谷部の攻めるタイミング、守りに戻る遅さ、スタミナ不足に目がいった。

本田と俊輔の同時起用。
別に悪くない。タイミングが悪い。
俺様本田を左ウイングで使ってりゃ良かったのに、１．５列にしたから守備が荒れた。
オランダでのリーグを見る限りでは左ウイングで良かった。

ＦＷの得点力不足(笑)
玉田、森本、大久保、岡崎、前田、興梠の候補含めたメンバーが同タイプすぎ。後、本職のウイング居なさすぎ。
巻とか高原みたいなタイプの方が１トップのフォーメーションにはまる。
今までの４−４−２なら速いタイプの方が良いが、巧いかどんな形でも点を取ろうとする姿勢っていうのが良い。

１番言いたいのが１点取られた時点で心折れるなよ。
無様だから。

長友と川島は評価出来た。
内田は後半からのエリアが切り崩したせいでぼろぼろだったけど、ロッペンとかＣ・ロナウドと世界の左ウイングを相手どるにはもう少しスタミナがほしい。

・オランダ
親善試合ムードが高めの試合だったけど、エリアやフェルドハイゼンを試す良い機会だった。
守備陣のできは公式戦以外だとあんなもん(公式戦でもあんなもんｗ)だからぼちぼち。むしろ０点だったから良好。
ロッペン、スナイデル、デ・ヨング、ペルシーはいまいち。
フンテラール、ファンデルファールト、エリアは途中出場だったが良かった。
特にエリアは攻めの起点になってて良かった。


これから。
・日本
後、９ヶ月でどうやってチームを完成させるか。
５０分強全力で動いて、残りをガン守りするのが一番簡単かな。
どう点を取るかも疑問だけど。
セットプレイだけだとやっぱり不安定だし、限界がある。
生きたプレイの中でどう点を取るかっていうのがやっぱり課題。

・オランダ
エリアが良かったから収穫あり。
カイトが地味に終わってしまったのが残念。
バベルも見たかった。
オランダ特有の黒人の身体能力と白人の巧さが見たい。


日本はもしかしたらドイツとスペインとも親善試合やるかもしれないみたいです。
スペイン？ビージャが見られるのかい？
是非ともやれ！

何が一番言いたいかっていうと実況の「オランダの底力」と松木の１点目のペルシーのプレイを見て「ハンド！ハンド！」がウザくてしゃーないって事。

以上。長々、サッカーでした。

個人的に仮面ライダーＷは有り。話も良さげ、動くとカッコいい。
半分半分なのに意味があるのも面白かった。
いやぁ、剣より確実に面白かった。